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みちのく紅葉紀行④

鳴子温泉にちなむお話。逃避行を続けていた義経主従だが、追っ手に見つかっては大変と、義経は泣き続ける我が子を殺そうと言ったそうだ。しかし、弁慶はその子を自分の懐に入れ、鳴子まで連れて来き、産湯に浸らせたという。

この鳴子温泉は、黒い湯の花(これは入っても、暗くてよくわからなかったが・・・)が舞うという東北の三大名湯の一つである。

また、弁慶はここで、首を回すとキュッ、キュッと鳴るこけしを作って、義経の子の遊び道具としたそうだ。なんだか弁慶のひたすらな姿と献身に心温まる思いがした。それで、つい、孫へのお土産に、鳴子のこけしを買ってしまった。

朝一番に訪れた鳴子峡は、ひんやりと爽やか。

大谷川の激しい流れに侵食された断崖が続き、見事な紅葉の合間に獅子岩や屏風岩などの奇岩が見られた。

田沢湖は透明度が摩周湖に次いで高い。そのせいか、水の色はサファイヤのように澄んだ鮮やかなブルーだった。周囲を紅葉が包み、その対比は見事。

永遠の美を願って湖の神となった“たつ子像”は黄金色に輝き、ひとり岸辺にたたずんでいた

玉川ダムもまたきれいな紅葉であった。

ここから流れる玉川は強酸性。5寸釘をつけると10日くらいで溶けてしまうそうである。この強い酸に一時は魚も絶滅していたらしいが、今は改善されて住めるようになっているとのこと。

玉川街道は1昨日降った初雪で、遠くの尾根は白く輝いていた。そして、柔らかなオレンジ色の濃淡が重なり合い、木々の根元は白い雪。ところどころに靄が湧き、なんとも言えない幻想的な風景で、息を呑むほど美しい。ガイドさんも雪と黄葉がこんなふうに一緒に見られるのは、地元の人でも珍しい、と感嘆していた。

で、感激しながら一生懸命バスの中からシャッターを押したのだけど、カードが一杯になっていて、一枚も撮れていなかった。

あの美しさは目の奥にシッカリ焼き付けたつもりではあるが、返す返すも残念。

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